DHAとEPAの摂取は全ての年齢を対象に推奨されます

「DHAとEPAはどちらも青魚から摂取される栄養素で生活習慣病の予防には最適の成分と言われているのさ」

友人の説明を聞きながら私はチョットした疑問を抱きました。

「DHAとEPAはいつも一緒に取り扱われているけれど、その二つの成分は名称が異なるだけで実態は全く同一のものなのかな?」

「確かにこの両栄養素はその摂取法も働きも類似しているからまとめて言及されることが多いね。でもその効用は微妙に異なってはいるんだよ。例えばDHAの主な働きとしては血液における中性の脂肪酸やコレステロールの値を低下させることが挙げられるんだ。おかげで動脈硬化を防ぎ血栓がつくられるのを予防したり解消したり出来るんだね。一方EPAに関しては皮膚の免疫のパワーを高くして炎症を抑える効果が注目されているんだ。だからアトピーの予防や緩和にも期待が持てる」

「つまりDHAは血液の、EPAはお肌の健康に主な効用を及ぼすんだね」

「でもこの二つの成分はそもそも別々に取り入れること自体が難しいし、そんな事をする意味も無い。一緒に摂取した方が相乗効果で効き目もアップするから、二つまとめて一つの健康成分と考えて良いんじゃないかな」

友人はそう話をまとめました。

「DHAとEPAは年齢の高い人ほど必要になるモノなのかな?」

私の質問に友人はチョット考え込みました。

「必ずしもそうとは言い切れないね。例えばDHAは子供にとっても成長のためには不可欠な栄養素なんだ。目や脳の正常な発達を促進し運動能力や学習能力を高める効果があるとの研究結果がでている。でもDHAとEPAの成分を体内で保持し有効に活用する能力は年齢を重ねるとともに低下していくと言われている。だから高齢の人ほど意識的に取り込むように努力していかねばならないだろうね。ましてこの二つの栄養素は目や脳の機能を維持するには欠かせない成分だろう?その積極的摂取は脳内のスムーズな血流を促し脳の神経細胞の働きを活性化させることから認知症を予防したり症状を改善させることが出来ると考えられている。身体能力と健康の維持と相まって高齢者ほどその摂取が推奨される所以さ。もっともDHAもEPAも全年齢の人に必要な成分だから年齢に関係なく意欲的に摂取したほうが良いのは間違いないけどね」

だから魚を毎日の食事に取り入れるのが難しい人は専用のサプリメントを有効に利用すべきだと友人は付け加えました。